車輪型ヒューマノイドロボット「はじめロボット47号機」は、テーマパークやイベント向けのエンタテインメントロボットとして、また大学や研究機関での研究用のプラットフォーム機体として利用されています。人型のロボットにこだわりつつも、車輪移動を採用しているので移動速度も速くかつ転倒の危険性はほとんどなく、安定した実演が可能です。平地のアスファルトやコンクリート上にて走行可能です。

47号機は、全高2メートル、重量280キログラム、車輪に電動バイク用のハブモータ(インホイールモータ)を2輪、補助輪として自在キャスター4輪を使用した合計6輪の車輪型ロボット(ロボットカー)です。車輪で移動するため、平地のコンクリートやアスファルト上で安定した走行が可能です。上半身の関節には600ワットの強力なモータを使用しており、バトルロボット(ボクシングロボット)としてのパワーのあるパンチが打てます。電源はすべてバッテリにて駆動します。ロボットの外装は、軽量化のため厚さ0.5ミリメートルの特殊な凹凸のアルミ薄板(SMART SHEET」(UACJ製))を使用しています。

外装のデザインはご相談ください。

仕様

はじめロボット47号機 (HJM-47)
サイズ 全高 2000[mm]、全幅 1700[mm]、奥行 1700[mm]
重量 280[kg]
自由度 9(車輪: 2, 腰: 2, 肩: 3, 肘: 2)
フレーム 骨格:鉄製の角パイプの溶接
外装:軽量高剛性のアルミ「SMART SHEET」(UACJ製)と、鉄の薄板の組み合わせ、樹脂シート
アクチュエータ サーボモータ(関節)大7(出力600W/個)、中4、小2
ハブモータ(車輪)2(出力3kW/個)・・・走行速度約40km/h(車輪空転にて実測)
バッテリ 車載用12V 4個
運動制御コントローラ はじめコントローラ HC (ARM Cortex-M4) 下半身:メイン1、上半身:メイン1+サブ2
操縦 無線、ジョイスティック2本(下半身1、上半身1)
特長 走行(前進、後退、右旋回、左旋回)(速度可変)
パンチ(ストレート、フック、スクエア、トルネード)(パンチ高さ可変)
カメラ (オプション) 小型ビデオカメラ(アクションカメラ)を頭部に搭載可
必殺技(オプション) 12連ロケットランチャー(圧縮空気にて発射)、4連バズーカ、ブーメラン

 

日本テレビ開局60年特別番組「リアルロボットバトル日本一決定戦」で、はじめロボット(HJM-47)が、優勝しました! でこぼこに打たれながらも最後まで戦い抜きました。応援してくれた皆さま、ありがとうございます。

 

動画